読解力を養成する方法
国語力の中核をなす論理的な読解力は、初めて見る文章を自分の頭で理解することで初めて養成されるのです。ところが、大抵は学校で先生の説明を鵜呑みにし、テストではそれを答えているだけで、自ら文章を論理的に読むことを怠りがちです。自分で問題集を解こうにも、国語では解説を理解することが困難で、大抵は最後までやり終えずに挫折してしまうことになります。だから、読解力を身につけることができません。そこで、本講座は問題集の著者である出口汪の講義を直接聞くことにより、誰でも一冊の問題集を最後まで終えることができるのです。
論理力の必要性
国語は論理の教科です。国語を論理的に捉えることで、成績が飛躍的に上昇するだけでなく、同時に論理力を養成することができます。読み取った情報を論理的に整理することで、それを理解したり、思考したり、あるいは論理的に話したり、書いたり、そして、設問に論理的に答えることができるようになるのです。そうした論理力は作文や小論文、コミュニケーション能力をも飛躍的に高めます。それらの力は新しい入試制度で問われる「思考力、判断力、表現力」であり、これからますます重要視される記述力にも直結するものなのです。
なぜ「音声講座」なのか
衛星放送やYouTube、様々なアプリなど、国語力を鍛えるためのものがありますが、実は読解力養成には「音声講座」が最も効果的なのです。なぜなら、読解力を養成するためには、何よりも問題文に集中しなくてはなりません。皆さんは何年にもわたって国語の学習をするのですから、衛星放送やアプリなどの画面を見る学習方法では、いずれ飽きが来てしまいます。やはり眼はテキストに集中し、耳で講師の講義を聴き、手で線を引いたりメモを取ったりするのが、最も学習効果が高く、いつまでも飽きが来ないのです。